江戸の寺子屋と子供たち 〔新訂版〕

古川柳にみる庶民の教育事情

三樹書房
渡辺信一郎　

• 価格: 2,640円（本体2,400円＋税）
• 発行年月: 2006年10月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784895224840

内容情報

[BOOKデータベースより]

現代人がカメラで写すように、江戸時代の人々は川柳という短詩に、子供の実相や寺子屋での教育事情を詠み込んでいる。本書は、古川柳研究三〇年の著者にして、初めて成し遂げられた風俗解明の書である。また江戸時代の「親の愛」も捉えられており、子供たちへの発達段階に応じた行事や慣習も描き出され、親子の愛情のあり方が披露されている。

１　寺子屋以前の子供の実相
２　寺子屋風俗
３　儒者
４　学者
５　息子・娘たちの種々相
６　謡の師匠と弟子
７　三味線の師匠と弟子
８　琴の師匠と弟子
資料　江戸時代の手習いの教科書

[日販商品データベースより]

現代人がカメラで写すように、江戸時代の人々は川柳という短詩に、子どもの実相や寺子屋での教育事情を詠み込んでいる。古川柳研究３０年の著者が、古川柳を通して当時の寺子屋の実態をわかりやすく解説する。