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- 「近代日本文学」の誕生
-
百年前の文壇を読む
PHP新書 421
PHP研究所
坪内祐三
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2006年10月
- 判型
- B40
- ISBN
- 9784569656410


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[BOOKデータベースより]
尾崎紅葉「金色夜叉」のブーム、永井荷風の文壇デビュー、田山花袋の「露骨なる描写」、夏目漱石「吾輩は猫である」の連載開始、島崎藤村の『破戒』自費出版―本書は、従来の文学史ではきちんと顧みられなかった明治三十二年から三十九年までの文壇事情を丹念に追った「近代日本文学」誕生のドキュメント。今から丁度百年前の明治三十九(一九〇六)年、浪漫主義文学が時代遅れになるとともに、新しい自然主義文学が本格的に開花する。今日まで読みつがれる数々の名作は、いかにして生まれたのか。
明治三十二(一八九九)年 「金色夜叉」のブーム―若き文豪尾崎紅葉
[日販商品データベースより]明治三十三(一九〇〇)年 新たな浪漫主義の興り―與謝野鐵幹『明星』創刊
明治三十四(一九〇一)年 「個人主義」への転向―高山樗牛「美的生活」
明治三十五(一九〇二)年 海外に向かう文学者たち―島村抱月「洋行」
明治三十六(一九〇三)年 思想のための死―藤村操「巌頭之感」
明治三十七(一九〇四)年 自然主義の萌芽―田山花袋「露骨なる描写」
明治三十八(一九〇五)年 日露戦争と新しい文学―夏目漱石「吾輩は猫である」
明治三十九(一九〇六)年 自然主義の開花と漱石そして二葉亭の復活
尾崎紅葉「金色夜叉」のブーム、夏目漱石「我輩は猫である」の連載開始、島崎藤村の「破戒」自費出版…。従来の文学史ではきちんと顧みられなかった明治32〜39年の文壇事情を丹念に追ったドキュメント。