- NO.6 #1
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- 価格
- 682円(本体620円+税)
- 発行年月
- 2006年10月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784062755238
[BOOKデータベースより]
2013年の未来都市“NO.6”。人類の理想を実現した街で、2歳の時から最高ランクのエリートとして育てられた紫苑は、12歳の誕生日の夜、「ネズミ」と名乗る少年に出会ってから運命が急転回。どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう?飢えることも、嘆くことも、戦いも知らずに済んだのに…。
[日販商品データベースより]『バッテリー』のあさのあつこが描く「破滅」と「希望」の物語
2013年の理想都市《NO.6》を舞台に2人の少年の運命が交錯する!
2013年の未来都市《NO.6》。人類の理想を実現した街で、2歳の時から最高ランクのエリートとして育てられた紫苑は、12歳の誕生日の夜、「ネズミ」と名乗る少年に出会ってから運命が急転回。どうしてあの夜、ぼくは窓を開けてしまったんだろう? 飢えることも、嘆くことも、戦いも知らずに済んだのに……。
壊せ。
破壊してしまえ。
何を?
全てを。
すべて?
ぼくは知りたいんだ。なんでこうなったのか。これからどうなるのか。――<本文より>
「わたしはNO.6という物語の中で、生きる希望とやらを掴んでいけるのだろうか」――あさのあつこ

ユーザーレビュー (6件、平均スコア:5)
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HonyaClub.comアンケート
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
紫苑とねずみが出会い世界が変わっていきます!紫苑には人とのつながりや力強さ、大切なことを教わりました!!(coco/女性/10代)
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HonyaClub.comアンケート
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
残酷な世界を懸命に生きる登場人物たちの姿に心が動かさられるから。(もろぞふ/女性/10代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
3年程小説読んでいなかった中でハマったのがこれ!文庫版のデザインと帯のキャッチフレーズもとっても素敵。もとは児童書だけで大人も充分楽しめます。
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HonyaClub.comアンケート
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
夏の夜には、こういうじっくり読みたい本を読むのにいいよね。あさのあつこさんの『NO.6』は、2013年の未来都市“NO.6”が舞台の、ミステリーあり、恋愛あり、スリルありのこれぞエンターテイメントって感じの本なの。なんでそっちにいっちゃうかなとか、すっごく感情移入しながら読めるから、何度でものめり込めちゃうよ。
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姫ちゃん
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ナニコレ
まったく新しい世界。
日本なのに全然違う。ありえなさそうでもない未来を描いたこの作品はやばい。すごく面白い。スリルあり、ミステリーあり、恋愛もあり。読書好きな方ならばぜひ読んで下さい!説明しにくいけど本当に面白いです。
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APO
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BANANA FISHとかNO.6とか、いいですよね。
メインの登場人物はネズミと紫苑という二人の少年。
建物、自然、そして人間までもが徹底管理された都市、NO.6でこの二人が出会うことから物語は始まっていく。
紫苑はNO.6では超エリートの12歳。知能面では最高ランクなのだが実はかなりの天然さん。
一方ネズミは謎多き少年。“ネズミ”というのももちろん本名ではない。
美貌と美声を持ち、誰にも心を許さずに孤高を保ってきた。
他にもこの二人をとりまく個性的な人物たちが物語をさらに加速させてくれる。
身体の動きだけでなく、主人公たちの心の動きもしっかり描かれている点がこの本の最大の魅力。
一度読んだらやめられない、疾走する近未来サバイバル小説第1弾!