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[BOOKデータベースより]
フランス文学における“幻想獣”ラシーヌを、今日の分析の言葉で解体する―。伝統的文学研究への痛烈な批判となった、「闘うバルト」による批評的言説の白眉。
第1部 ラシーヌ的人間(構造;作品)
[日販商品データベースより]第2部 台詞としてのラシーヌ
第3部 歴史か文学か
「フランス最大の作家」ラシーヌの作品を、当時最もダイナミックだった精神分析の理論・視点で分析。文学における構造主義の担い手として、「闘うバルト」の言説パフォーマンスがひときわ冴えた書、待望の翻訳。〈受賞情報〉読売文学賞研究・翻訳賞(第58回)