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鳥で言うと




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応用熱力学のテキストとして
エントロピーだとかカルノーサイクルだとかくらいまでの基礎的な(工業)熱力学を学んだ上で、さらに実践的な学びをする上では、容積型や速度型などさまざまな熱機関の様式のサイクルについて紹介されていたり、燃焼工学や原子力発電(核分裂)についても軽く触れられていたりしているので、応用熱力学的な科目のテキストとして適していると思います。ただ最近の大学や高専の機械系学科ではメカトロやシステム工学的な分野が台頭してきているらしく、従来からの四力学や設計生産科学、重工業的な学問分野が衰退傾向にあるようなので、昔の大学学部や高専本科・専攻科での必修科目的扱いからは一歩後退し、熱機関系の研究を専門とする教員がいる場合に大学院の特論として開講される程度には熱機関工学はなってしまっているのかもしれません。自動車のエネルギー源も内燃機関が圧倒的主流ではなくなりつつありますし。
強いて言えば、スターリングエンジン(サイクル)についても取り上げて頂きたかったとは思います。
























[BOOKデータベースより]
序論
[日販商品データベースより]燃焼と燃料
蒸気サイクル
ボイラ
蒸気タービン
内燃機関の概要
内燃機関の吸気と排気
ガソリン機関
ディーゼル機関
内燃機関の性能と計測
ガスタービン
原子力発電
基本的な事柄を重視し、ボイラ、蒸気タービン、内燃機関、原子力発電の各種形式、動作及び構造についての必要事項を記述。また、自習できるように章末の演習問題についてはできるだけ詳しい解答例を巻末に掲載。