- 夜のピクニック
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2006年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101234175
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ユーザーレビュー (27件、平均スコア:5)
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MP
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巧みなストーリー展開
主人公は高校生の男女,となれば恋愛小説かと思いきやさにあらず.
この二人の関係は普通であればありえないようなものだが,それを言っては小説は始まらない.ありえない設定から物語は始まり,やがて読者はそれを当たり前のものとして受け入れ登場人物に感情移入していくのである.序盤のこの過程はミステリーの領分と言っていいかもしれない.
この謎が明かされてからの主人公たちを囲む友人たちが,また何ともありがたく読み終えた後は自身の古い友人に思わず連絡を取りたくなる.
誰もが青春時代に感じた,素直になりたいのになれない,というもどかしい感情を呼び起こされ,その結末にカタルシスを味わうのがこの物語の魅力の一つではないだろうか.
青春小説とは青春時代を過ごしている人たちのものではなく,青春時代を懐かしむ人たちのためにあるのである.
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「夏の文庫2015」レビューコメント
青春ストーリー。暑い日でも爽やかな読後感です。(まな/女性/20代)
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「夏の文庫2015」レビューコメント
夜どうし歩く恒例行事。高校の思い出として、読後が爽やかに感じます。(もも/女性/40代)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
夏に読むならということで思いついた一冊です。うだる暑さが続く日中よりも涼しい屋内で夜を徹して読むと感情移入できオススメです。(村城/男性/20代)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
自分自身も、高校時代に、歩行演習があって、夜明け前から、30km歩き続けた経験があり、その時のつらかった思い出が懐かしく思い出される作品です。(抹茶わらびもち/女性/40代)
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「おすすめ夏の文庫2014」レビューコメント
なぜか夏に読みたくなる。(はる/女性/20代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
自分の高校時代にタイムスリップできる、暑い夏の夜でも爽やかな読後感があります(つぶあんたいやき/女性/40代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
高校生がそれぞれの思いを抱えながら、夜も歩き続ける、一大イベント。自分の高校生の頃を思い出し、夏の夜長に回顧気分にまったりと浸れる、読後さわやかになれる小説です。(つぶあんたいやき/女性/40代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
学生の生き生きした青春が伝わる。(Mac/男性/20代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
読んだあと、言葉では言い表せない「余韻」が、心に残ります。とても温かい気持ちになりました。(なほ/女性/10代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
ひたすらに歩く行事、 「歩行祭」。描かれているのは、等身大の高校生。ラストは、青春小説という名に相応しく、爽快な気分にさせてくれました。(紫のスイレン/女性/20代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
ぐいぐい引き込まれる!!(rikko/女性/20代)
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「夏の文庫100冊 2013」レビューコメント
青春です!(miyata/男性/20代)
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【その他】 ・誰もが通って来た青春の一ページが、まざまざと思い返される作品です。夜通し体力の限界に挑み歩き続ける高校生活の一大イベント!そんな情景が読むほどに鮮明に浮かび上がってくる・・・そんな一冊です。この秋は「夜のピクニック」で、あの頃にチョットだけも戻って見ては如何でしょうか?
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【いつもの1冊】 初めて読んだ文庫本。読み返すたびに新しい気づきがあったり、心がほっこりします。いつの間にか、自分も、歩行祭を一緒に経験したような気分になっています。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【きっかけの1冊】 小説を一気に読んだのは初めてだったかも。物語の中でいっしょに歩いていた。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
【癒しの1冊】 高校時代の思い出です。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
一人ひとりがとても好ましい。夜に歩いてみたくなる本。
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ほんらぶキャンペーン
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「3 SPECIAL BOOKS」レビューコメント
映画にもなったけど、恩田陸の作品も好きで他にも読んだが、この作品が一番好き。青春時代のほろ苦さが出ていると思う。
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
読後の爽快感はピカイチ。読んでホントによかった。高校の夜の散歩イベントの話で、基本は主人公と思われる二人の視点で書かれているけど、その他の生徒たちの話もいろいろ盛り込まれていて、人間関係や彼らの思惑など垣間見れて、面白かった。高校生のころって、何であんなにいろいろなことに敏感で一生懸命だったのだろう…と懐かしくなった。第1回本屋大賞受賞作品。納得です。(ななちん/女性/40代)
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
主人公の男女二人の高校生の気持ちが繊細かつリアルに描かれています。結末も爽快です。(わんこ/女性/40代)
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
高校時代に夏休みの宿題の読書感想文の課題図書として読みました。何度も繰り返し読むとその都度感じ方が変わる本です。私の高校時代の思い出の一冊です。(akanana/女性/20代)
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「オススメの夏の文庫100冊」レビューコメント
この本は、学校行事のピクニックを題材にしているストーリーで、とてもさわやかで、涼しげな夜を連想させる、まさに夏にぴったりの本だと思います。映画化もされている本ですので、ご存じの方も多いのではないでしょうか。この本の内容は、学校の一大行事のときに、主人公が、ある思いを胸に同級生の男子にどうしても話かけたいという感情があり、ピクニックのときに、声をかけようとする。。という内容です。主人公以外にも、進路や恋愛、友情といった登場人物がさまざまな思いを抱えており、まさに青春時代を思い出すような展開になっています。青春時代に誰もが抱えたような葛藤が表現されていて、どんどん読み進めることができますよ。子どものころでしか味わえないような甘酸っぱい思いが詰め込まれておりまして、懐かしさをかみしめながら読んでみてください。
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「スポーツに関連するオススメ本」レビューコメント
高校や大学生の時は、体育の授業の一環であるクロスカントリーと校内で呼ばれていたマラソン大会や水泳の個人メドレー(バタフライもあった!)は、意義も必要性もまったくわからなかった。でも、この年齢になるとただ、邪心があってもなくて無心でも、体をひたすら動かすって生きてく上で重要だって思う。あたまでっかちになりそうな日々を体を動かすことで、体も大切だって、バランスが大切だってこの本の高校生らは教えてくれる。 夜通し歩くと、その先に何があるかは個人次第だけれど、オリンピックに繋がっているいる人もいあるかも・・・・・・と思ってしまう。競技種目は問わない。(らきぽん/女性/30代)
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
高校生の時に読んで、今でも毎年必ず一度は読んでいます。クリスマスだからというよりも個人的にすごくおすすめの本なので読んでほしいです。(赤雪)
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Honya Clubアンケート
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クリスマスに贈りたい本(オススメコメント)
永遠の青春小説。学校の行事である歩行祭の中で、ただただ1日友達と歩き通すだけなのに、主人公や周りを囲む個性豊かな友人たちは、多くのことを感じ、また学び、大人への1歩をしっかりと踏み出す。 この本を読むと自分も少し成長できる気がする。読む度に少しずつ、少しずつ。何度も読み返す価値のある素敵な本だと思う!(本の虫)
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カブトムシ
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本屋大賞
第2回の本屋大賞をとった作品ということで、
恩田陸の作品を初めて読んでみた。
恋愛のことばかりかと思いきやそうでもなく。
あの年頃独自のほろ苦い感じとか、じれったい感じとか、
いい具合に表現されていて、おもしろく読めました。
[BOOKデータベースより]
高校生活最後を飾るイベント「歩行祭」。それは全校生徒が夜を徹して80キロ歩き通すという、北高の伝統行事だった。甲田貴子は密かな誓いを胸に抱いて歩行祭にのぞんだ。三年間、誰にも言えなかった秘密を清算するために―。学校生活の思い出や卒業後の夢などを語らいつつ、親友たちと歩きながらも、貴子だけは、小さな賭けに胸を焦がしていた。本屋大賞を受賞した永遠の青春小説。