- 中国10億人の日本映画熱愛史
-
高倉健、山口百恵からキムタク、アニメまで
集英社新書 0356F
- 価格
- 770円(本体700円+税)
- 発行年月
- 2006年08月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784087203561
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 日中映画交流史
-
価格:5,280円(本体4,800円+税)
【2016年06月発売】
- 証言日中映画人交流
-
価格:836円(本体760円+税)
【2011年04月発売】
- トラック野郎風雲録
-
価格:2,640円(本体2,400円+税)
【2010年05月発売】
- 新トラック野郎風雲録
-
価格:990円(本体900円+税)
【2014年01月発売】
[BOOKデータベースより]
何かとギクシャクしがちな日中の間だが、かつて中国の人々がこぞって日本映画に熱狂し、高倉健、山口百恵、中野良子に酔いしれた時代があった。中華人民共和国成立から経済発展に沸く現代までを視野に入れると、文化大革命の嵐が終わったその時代に受け入れられた日本映画は、中国の人々に広く、深い影響を及ぼしてきたことがわかる。『君よ憤怒の河を渉れ』『サンダカン八番娼館 望郷』『砂の器』『未完の対局』からテレビドラマ『赤い疑惑』『おしん』やアニメまで、豊富な具体例をあげながら、若き中国人映画研究者がそれらを丹念に跡づけ、こわばった日中関係に別の角度から光を当てる。
はじめに なぜ高倉健が張芸謀監督の中国映画に出演したのか
[日販商品データベースより]第1章 日本の光と影―文革直後の中国にとっての日本映画
第2章 ヒューマニズムとセンチメンタリズムの回帰
第3章 文革後の第四世代、第五世代監督にとっての日本映画
第4章 高倉健と山口百恵の神話
第5章 中国人はどのような日本映画を観てきたのか
第6章 八〇年代の日本のテレビドラマと中国の高度経済成長
結びにかえて 「酷文化」としての日本
「君よ憤怒の河を渉れ」「砂の器」「赤い疑惑」…。70年代末の文化大革命終結から現在に至る日本文化受容の歴史を、各時代で流行した日本映画やテレビドラマを中心に辿る試み。