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- 軍事遺産を歩く
-
- 価格
- 924円(本体840円+税)
- 発行年月
- 2006年08月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784480422552
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[BOOKデータベースより]
函館山の要塞、聯合艦隊の地下壕、幻の天皇御座所、天守閣の機銃痕、戦艦の主砲塔、岸辺にうち捨てられたトーチカ。終戦から60年余、消滅したかに見えた軍事関連遺跡は、各地に残っていた。けれども、それらの殆どは何の手だてもとられず、ひっそりと埋もれていた。近代の戦争と戦後のリアルな姿を記録した貴重な写文集!文庫書き下ろし。
国境の町のトーチカ―根室(北海道)
山頂に眠る地下遺跡―函館山(北海道)
突貫工事の飛行場―茂原(千葉県)
鉄道聯隊の夢の跡―新京成線(千葉県)
最後の聚合艦隊司令部―日吉(神奈川県)
忘れ去られた記念碑―観音崎・横須賀(神奈川県)
幻の天皇御座所―松代(長野県)
六〇年、時を停めた空間―豊川(愛知県)
キャベツ畑の奇妙な塔―渥美(愛知県)
帝国海軍と赤煉瓦の町―舞鶴(京都府)
兵站基地と化した城塞―大阪城(大阪府)
明治期要塞の一級遺産―友ヶ島(和歌山県)
要塞島の数奇な運命―大久野島(広島県)
日本初の砲台公園―小島(愛媛県)
海軍の伝統を育んだ島―江田島・呉(広島県)
草生す東洋一の飛行場―大刀洗(福岡県)
三つ並んだ不思議な塔―針尾島(長崎県)
軍港を囲む明治の砲台―佐世保(長崎県)
海峡を睨む防人の島―対馬(長崎県)
掩体壕が物語る「戦後」―宇佐(大分県)