〈新〉植民地主義論

グローバル化時代の植民地主義を問う

平凡社
西川長夫　

• 価格: 2,860円（本体2,600円＋税）
• 発行年月: 2006年08月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784582702644

内容情報

[BOOKデータベースより]

まえがきに代えて　植民地主義私論―グローバル化時代の新しい植民地主義について
１　（グローバル化の過程における公共圏の変容と“新”植民地主義；東北アジア文化共同体の可能性；グローバル化時代の異文化コミュニケーション―９．１１と「イラク戦争」の後に；マルチニックから沖縄へ―独立の新しい意味をめぐって）
２　（多文化主義と“新”植民地主義；多文化主義から見た公共性問題―公共性再定義のために；グローバル化時代のナショナル・アイデンティティ―アイデンティティ再定義のために；未明の地平への歩み―グローバル化のなかで考える）

[日販商品データベースより]

国民国家は植民地主義の再生産装置である。グローバル化と９・１１以後の世界を覆う「植民地なき植民地主義」を根底から批判する、国民国家批判をリードした著者の思想的深化を告げる新たなグランドセオリー。