[BOOKデータベースより]
被爆から六十年目の夏に、この物語は生まれました。ある小学校で実際に行われた、平和を考える授業。そこで語られた一枚の写真にまつわるお話です。
[日販商品データベースより]いわたくんのおばあちゃんは、絶対に家族と一緒に写真を撮らない。その理由は…。被爆から60年目の2005年夏、広島の小学校で実際に行われた平和を考える授業。そこで語られた、1枚の写真にまつわる物語。
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少し前で、ナビのお薦めに載っていたような気がして、探してきました。
絵は、どこかで見たことがあると思ったら、村上春樹さんの「13歳のハローワーク」のイラストを担当された「はまのゆか」さんでした。
正直、冒頭の何ページか(いわたくんと主人公「ぼく」との関係性を説明する部分)は「…?」と思わなくもなかったのですが、
いわたくんのおばあちゃんが登場するあたりから、物語は本筋に入っていきます。
そして、最後の後書きのページを開いて、涙が止まらなくなりました。
「本当の話だったんですね」
こんな家族の写真を持っていたら、写真を撮りたくなくなる気持ち、わかります。
読み語りとして使うと、少々長い気もしますが、
読んだ後、悲しみや暗い気持ではなく、未来への「想い」を感じることができる作品なので、高学年の子どもたちに読んでみたいと思いました。
ただ、感情を入れ過ぎると、泣けちゃうと思うので、
さらりと伝える優しい風のような読み語りを心がけたいです。
読み終わった後の気分は「すみれ島」を読んだときと似ています。(てんぐざるさん 40代・埼玉県 女の子15歳、女の子10歳)
【情報提供・絵本ナビ】