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[BOOKデータベースより]
秀歌中の秀歌「小倉百人一首」を、通信講座やカルチャースクールでおなじみの鈴木啓水先生の美しいお手本でなぞり、清書します。子どもの頃に遊んだ懐かしい歌を、一首一首丁寧に書くことで、昔の歌人の心を知り、古典の世界に触れられます。分かりやすい解説と訳・筆順の説明や、上の句を見て下の句を書くというように、自分の知識を確認するページも付いています。最後に百首書き上げる頃には、今まで知らなかった「百人一首」の奥深さを実感できることでしょう。
秋の田のかりほの庵のとまをあらみわが衣手は露にぬれつつ(天智天皇)
春すぎて夏来にけらし白妙の衣干すてふ天の香具山(持統天皇)
足曳の山鳥の尾のしだり尾の長々し夜を独りかも寝む(柿本人麻呂)
田子の浦にうち出でて見れば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ(山部赤人)
奥山に紅葉踏み分け鳴く鹿の声きくときぞ秋はかなしき(猿丸大夫)
鵲の渡せる橋におく霜の白きを見れば夜ぞ更けにける(中納言家持)
天の原ふりさけ見れば春日なる三笠の山に出でし月かも(安倍仲麿)
わが庵は都のたつみしかぞ住む世をうぢ山と人はいふなり(喜撰法師)
花の色は移りにけりないたづらにわが身世にふるながめせしまに(小野小町)
これやこの行くもかへるも別れては知るも知らぬも逢坂の関(蝉丸)〔ほか〕