[BOOKデータベースより]
論語は二千年の長きにわたり、日本人の精神と道徳の根幹でありつづけてきた。日本人は論語というたった一冊の書物を通して、人とのつきあい方、正しい生き方を知らず識らずのうちに学んできたのだ。大人になって社会に出、人と人との間で揉まれ苦しむとき、真に役に立つのが論語である。だが、誰もが高校の授業で一度は触れた論語を、年を重ねて読み返したりはしない。三十有余年、慶応高校で論語を講じてきた著者は、「こんなにもったいないことはない」と力説する。孔子は五十代に入ってから名を成した。論語が苦労人ならではの処世術に満ちている所以である。共感できる章句が一つでもあれば、必ずや読む者の助けとなるはずだ。
第1部 孔子のことば(人生の目標;家庭生活;教育と学問 ほか)
第2部 孔子プロファイリング(教育者として;政治家として;家庭人として ほか)
第3部 弟子たちのことば(有若;顔回;子貢 ほか)
「論語」は聖典とされるあまり、教条的に扱われ過ぎてきたため、訳者も読者も構え過ぎて疲れ果ててしまう。慶応高校の人気教師だった著者が、肩が凝らずに読めるように構成し直し、補筆・翻訳したユニーク「論語」。
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これが慶応高校の人気NO1授業!意外とじっくり読んだことのない論語をじっくりかみしめてみませんか?