殿様の通信簿

朝日新聞出版
磯田道史　

• 価格: 1,430円（本体1,300円＋税）
• 発行年月: 2006年06月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784022501899

内容情報

[BOOKデータベースより]

“平成の司馬遼太郎”の呼び声も高い筆者が、従来の定説を覆す豊富なエピソードで描き尽くした歴史エッセイ。元禄大名２４３人の人物評価を記した『土芥寇讎記』から、水戸光圀、浅野内匠頭、前田利常など著名な「殿様」たちの日常生活を活写。お家大事を貫くため、政治に知恵をしぼり、子作りにはげむ殿様たちの苦労ぶりを描く。

徳川光圀―ひそかに悪所に通い、酒宴遊興甚だし
浅野内匠頭と大石内蔵助―長矩、女色を好むこと切なり
池田綱政―曹源公の子、七十人おわせし
前田利家―信長、利家をお犬と申候
前田利常１―家康曰く、其方、何としても殺さん
前田利常２―百万石に毒を飼うべきや
前田利常３―小便こらえ難く候
内藤家長―猛火のうちに飛入りで焚死す
本多作左衛門―作左衛門砕き候と申されよ

[日販商品データベースより]

ベストセラー「武士の家計簿」の著者、待望の歴史エッセイ第２弾。幕府隠密の機密報告「土芥寇讎記」から、水戸光圀、浅野内匠頭など、著名な「殿様」たちの生活を活写。従来の“殿様像”を一変させる瞠目の書。