- 近代日本の海外学術調査
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- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2006年05月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784634546400
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【2022年03月発売】
[BOOKデータベースより]
明治期以後、多くの日本人が海外に出向き、異なる文化に出会ってきました。人類学者もそのなかの一員です。この学問は、自分とは異なる人たちの文化を記述することに携わってきました。その方法は伝統的に野外調査を中心にしていて、生身の人間とじかに接して研究を行ってきたという、他の学問とは違ったえがたい特色をもっています。しかしまた、その生身の人間とはおもに植民地の住民であって、しがたって人類学は植民地を舞台に研究を進めてきたという一面ももっています。読者の皆さまには、こうした歴史を踏まえて、学術調査のありかたを考えるよすがになれば、と希望しています。
人類学者の学的営み
[日販商品データベースより]1 学術調査の黎明期
2 植民地統治と研究調査
3 人類学者と海外調査
4 戦時下の人類学
明治・大正・昭和にわたって植民地帝国を生きてきた日本の人類学者が、植民地を舞台にどのような学的営みをしてきたのかを、植民地主義との関わりの中で検証する。人類学者の営みを日本近代史の中で跡づけた1冊。