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[BOOKデータベースより]
人間はなぜ宗教を生み出し維持してしまうのか?著者の問題意識は鮮明である。人間のいとなみの中から、「宗教」と呼ばれる部分だけを抜き出してきても、宗教を生み出してしまう人間の実態を知ったことにはならない。我々にとって必要なことは、宗教として知ることではなく、何故、どのようにして、人間が宗教を生み出し、維持してしまうかを知ることである。護教的立場とは無縁な場所から宗教学者・作家などの所説を逐一批判することで、いわゆる宗教性を解体する。22年の歳月を経ても古びない待望久しい名著の復刊。
第1部 宗教を越える(人は何のために生きるか;「知」をこえる知―宗教的感性では知性の頽廃を救えない;「近代の克服としての宗教」批判―宗教学という逆立ち)
[日販商品データベースより]第2部 異質の世界の無視―翻訳に現れた思想の問題(異質の世界の無視―いわゆる「共同訳聖書」の思いあがり;宗教はゆがんだ鏡―M.マホヴェッチのこと;難解は美徳か―E.ブロッホの誤訳とブロッホ自身)
第3部 イエスを描くという行為―歴史記述の課題(遠藤周作のイエス像によせて)
附論 論争以前のこと―荒井献『イエスとその時代』の著作技術について
護教的立場とは無縁な場所から、宗教学者・作家などの所説を逐一批判することで、いわゆる宗教性を解体する。22年の歳月を経ても古びない、根底的な宗教批判の書として誉れ高い名著。待望の復刊。