- 碧雲の艦隊 2
-
書下ろし架空戦記
Joy novels simulation
不沈空母ミッドウェイ島轟沈!
- 価格
- 943円(本体857円+税)
- 発行年月
- 2006年05月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784408603711
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【2019年03月発売】


























[BOOKデータベースより]
「おお…」。西郷少尉は、目前の光景に目を見張った。待機所の前の列線には、真新しい単発機がズラリと並べられていた。その数は二〇機。パイロットの方が数が多いが、交代でテストと慣熟飛行をするらしい。すべて単座の同一機種である。つまり戦闘機ということになる。機体には、まだ塗装がほどこされておらず、ジュラルミンが朝日を浴びて銀色に輝いている。零戦の機体は、薄いジェラルミンを使っているために、トタン板でできているような印象があった。拳でたたけば、ボコボコとへこむような音がした。だが、いま目の前に並んでいる銀色の戦闘機には、ジュラルミンがたっぷりとおごられているようだった。拳でたたいても、カンカンと硬い音がするにちがいない。西郷少尉は、尾部の下に目をやった。尾輪の手前にくぼみがあり、そこから着艦フックが覗いていた。ということは、零戦に替わる新しい艦上戦闘機か。
[日販商品データベースより]英国東洋艦隊を大和・武蔵で撃退した連合艦隊は、返す刀で一気に比島に攻め込み、マッカーサー軍を壊滅に追い込む。新型戦闘機「紫電改」、ミッドウェイに見参。宿敵F6Fとの死闘の行方は…。シリーズ第2弾。