- 超空母出撃 4
-
書き下ろし架空戦記
Joy novels simulation
- 価格
- 933円(本体848円+税)
- 発行年月
- 2006年04月
- 判型
- 新書
- ISBN
- 9784408603704
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[BOOKデータベースより]
「敵機、双発の大型爆撃機らしきもの二機、東京に接近中」くだんの防空司令所に連絡した。このときはじめて司令所は大騒ぎとなった。東京南部に防空警報が鳴り渡り、厚木の陸軍航空隊基地から屠龍と鐘旭が発進した。チベッツは前方にきらきら光る複数の翼を発見して舌打ちした。「しまった、みつかったぞ!ジャップもまるきり馬鹿じゃないな」「どうします、自爆の準備をしますか?」副操縦士が尋ねる。その顔は蒼白だった。それも当然、自殺の準備をしようというのである。「まだ早い、東京湾上空でも投下していいという命令が出ている。ともかく行けるところまで行くぞ!」チベッツは叫んだ。「上昇しろ!」エノラ・ゲイはエンジンをうならせて上昇した。
[日販商品データベースより]太平洋の戦局は膠着し、日米講和は遅々として進まず、アメリカは切り札の原爆を持ち出した。そして1945年4月9日、ついに原爆機「エノラ・ゲイ」が東京湾上空へ飛来する。その時、日本軍がとった作戦とは…。