- モダニズムとハーレム・ルネッサンス
-
黒人文化とアメリカ
Modernism and the Harlem Renaissance.- 価格
- 2,200円(本体2,000円+税)
- 発行年月
- 2006年04月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784624111939
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価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2024年05月発売】
[BOOKデータベースより]
奴隷解放後から始まる「形式の修得」とその「修得の変形」との相関関係を、ミンストレル・ショー、ブルース、演説、文学作品などから読み解き、アメリカのブラックカルチャーにおけるモダニズムの形成過程をたどるポストコロニアル批評の先駆。
序 黒人文化をめぐる「モダン」の規準
[日販商品データベースより]第1章 白人中心主義を超える可能性
第2章 ハーレム・ルネッサンスは「失敗」だったか?
第3章 ミンストレル・ショー―仮面に宿る精神
第4章 『奴隷から身を興して』―形式の修得
第5章 『おれたちは仮面をかぶる』対『女まじない師』
第6章 戦略としての「形式の修得」と「修得の変形」
第7章 キャリバンから『黒人のたましい』へ
第8章 『新しいニグロ』―民族的な自己表現
第9章 ハーレム―アフリカ的世界共同体の中心地
第10章 ハーレム・ルネッサンスを超えて文芸復興主義へ
第11章 ブルース的地勢図がもたらす救済の音色
アメリカ黒人の芸術家や知識人が小説・詩・音楽・絵画などさまざまな文化表象の分野でおおいに活躍した1920年代のハーレム・ルネッサンスから、アメリカ黒人文化の原風景を遡る。「ミンストレル・ショー」やブルースについて縦横に論じつつ、随所に自伝的要素ももりこみながら「もうひとつのアメリカ文化史」を描き出す。ヘンリー・ルイス・ゲイツ・ジュニアとならぶ黒人研究者・文学理論家の日本初訳。
目次
序 黒人文化をめぐる「モダン」の規準
第1章 白人中心主義を超える可能性
第2章 ハーレム・ルネッサンスは「失敗」だったか?
第3章 ミンストレル・ショー――仮面に宿る精神
第4章 『奴隷から身を興して』――形式の修得
第5章 『おれたちは仮面をかぶる』対『女まじない師』
第6章 戦略としての「形式の修得」と「修得の変形」
第7章 キャリバンから『黒人のたましい』へ
第8章 『新しいニグロ』――民族的な自己表現
第9章 ハーレム――アフリカ的世界共同体の中心地
第10章 ハーレム・ルネッサンスを超えて文芸復興主義へ
第11章 ブルース的地勢図がもたらす救済の音色
注
訳者あとがき
索引