- わら加工の絵本
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- 価格
- 2,750円(本体2,500円+税)
- 発行年月
- 2006年03月
- 判型
- A4
- ISBN
- 9784540052033
[BOOKデータベースより]
ワラといえば、たいてい稲ワラを思い浮かべるよね。でも、稲ワラだけがワラじゃないんだ。かつては、ガマ、カヤ、アシなどの茎と葉も、ワラと呼んでいたんだよ。また、ムギ、ヒエ、アワ、ゴマなどの実をとりさったあとの茎と葉も、ワラと呼んでいたよ。つい50年ほど前までは、ワラでつくった製品は、生活に欠かせなかったんだ。いまでは、みることが少なくなったワラ細工だけれど、すごいパワーと性能を持っているんだよ。ぜひ、きみも、ワラ細工にチャレンジしてごらん!小学校低学年以上。
[日販商品データベースより]ワラは万人の造形、だれでもつくれる。イネのすべてを使いつくし、伝統的なしめ縄やぞうりから、イスにテーブル、ワラ筆、クッション、鉛筆立て、龍やキリンまでできあがり!
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2006年刊行。稲刈りした後の藁で、いろんなものを作る方法を教えてくれる絵本。しめ縄、草履、ネコつぐら(ネコの家)、くつ、かご、米俵など、小さいものー大きなものまで。藁を束ねた「わらぼー」(棒)は、椅子などの家具にもなる。
たい肥などの農業資材として、住宅の壁や屋根などの建築資材として、その他手芸や芸術作品としても活用できる。素晴らしい素材と、昔のひとの生活の知恵が満載。
藁を束ねて棒状にしたものが、1本で約120キログラムもの重さに耐えられるという。すごい構造になっている。
その藁棒を敷き詰めてマットにして、上に寝そべっている絵があった。これはとても気持ちよさそうだ。藁の香りに癒されるし、夏は涼しく、冬は床の冷たさが遮断されて快適そうだ。
草履の作り方は、実に細かく紹介されている。
藁を素材として使う前の下準備の方法や、基本の縄のない方、その他いろいろ。斬新なアイデアもあり、非常に面白かった。
お米を作ると大量にとれるものなので、もっと有効活用されてもいいと思う。ビニールなどよりも、環境に優しいし、輸入しなくてよいし、その辺ですぐに調達できるようにしたら、なかなか便利なのではないだろうか。
これからの活用が楽しみだ。もっと注目されてもよい資源だ。(渡”邉恵’里’さん 40代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】