シュトルム・回想と空間の詩学

鳥影社
加藤丈雄　

• 価格: 2,420円（本体2,200円＋税）
• 発行年月: 2006年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784886299772

内容情報

[BOOKデータベースより]

シュトルムの文学的営為の全体像。彼の詩と小説の両面を「回想」と「空間」という主要なタームを使って意欲的に読み解く試み。

序章
第１章　回想と空間―『イメンゼー』の空間について
第２章　変容の神秘―恋愛抒情詩「神秘（Ｍｙｓｔｅｒｉｕｍ）」について
第３章　ドロテーア伝説？それとも…―「たとえそれが大きな苦しみであったにせよ」および「赤い薔薇の書」その他の詩について
第４章　シュトルム晩年の献呈詩「アグネス・プレラーに」―彼の抒情詩観と作品成立のエピソードを手がかりに
第５章　二人の詩人、シュトルムとガイベル―シュトルム晩年の格言詩「抒情詩の形式」について
第６章　塔と水―『館にて』序説
第７章　アンナ、新たな時代の子―シュトルムの『館にて』について
終章

[日販商品データベースより]

シュトルムの文学的営為の全体像。彼の詩と小説の両面を「回想」と「空間」という主要なタームを使って意欲的に読み解く試み。