将棋八大棋戦秘話

河出書房新社
田辺忠幸　

• 価格: 2,090円（本体1,900円＋税）
• 発行年月: 2006年02月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784309268705

内容情報

[BOOKデータベースより]

昭和１０年、画期的“実力名人制”実施に伴う「名人戦」の誕生に始まり、平成前夜の最高峰「竜王戦」の創設。その間、続々と生まれた新棋戦、いわゆる「七冠」を目指して全棋士がしのぎを削っている。準タイトルともいうべき「朝日オープン選手権」を加えた“八大棋戦”の裏面史。

第１章　名人戦―実力名人戦　毎日が創設、朝日主催を経て再び毎日に
第２章　王将戦―波乱万丈！男と男の戦いを見た
第３章　王位戦―盛夏の熱闘譜が彩るドラマ
第４章　棋聖戦―江戸時代後期の天才、天野宗歩にあやかる　一年二期制から一期制へ
第５章　棋王戦―敗者復活制を導入した最初の棋戦
第６章　王座戦―純粋なトーナメント方式を貫く
第７章　竜王戦―九段戦・十段戦を経て誕生した“序列一位の大型棋戦”
第８章　朝日オープン選手権―全日本プロ将棋トーナメントが発展した準タイトル戦
付録　八大棋戦優勝者一覧表

[日販商品データベースより]

現代プロフェッショナル将棋の歴史は、昭和１０年の「名人戦」創設に始まる。その後「王将戦」など大棋戦が産声を上げ、今や八大棋戦の時代となった。本書は各棋戦の経緯、現状を秘められたエピソードを交えて綴る。