[BOOKデータベースより]
おまたせしました、へんてこざむらいひらた・おでんの登場です。「たいへんだあ、おでんさま。かさおばけのこどもがあぶない!」「なにー、いそげ、かぶへい!」「へい、がってんだ!」。内田麟太郎・西村繁男コンビがおくる「へんてこ時代劇」。
[日販商品データベースより]人呼んで「へんてこ侍ひらた・おでん」。お供であるカブトムシのかぶへいを従えて、今日もお江戸の街をひと巡り。内田麟太郎・西村繁男コンビが贈る「へんてこ時代劇」の絵本。
この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- おつきさまのりんご
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2024年08月発売】
- どうぶつ でんしゃ
-
価格:1,430円(本体1,300円+税)
【2023年09月発売】
- おでんさむらい ちくわのまき
-
価格:1,210円(本体1,100円+税)
【2008年10月発売】
「ひらた・おでんが にやりとわらえば おにのはなにも はながさく」まちのうわさは「ひらた・おでん」で持ちきり。って、「ひらた・おでん」てなにー!? 内田麟太郎さんと西村繁男さん(おふろやさんややこうれっしゃなど)が組んで時代劇絵本を創ったらこんな感じになりました。主人公はさむらい浪人のひらた・おでん。そしてお供はかぶとむしのかぶへいでござい。ひらた・おでんが通りかかりに助ける相手がかさおばけのぼうや。時代劇、虫、おばけと来た。こんなに今気になる要素を並べられては読まない訳にはいかなくなるでしょう。 内田さんの奇想天外面白ストーリーが西村さんの絵でほのぼのとした風流な時代劇調に仕上がっているのが新鮮で面白いです。余談ですが、西村さんの前作の時代劇のおはなしのキャラクターが「ウオーキング侍」と言ってちょんまげにスーツ姿なんですよ(笑)。今回は無精ひげが似合う恰幅のいいなかなかの男前な「ひらた・おでん」なのでした。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
小学3年生の朝読で紹介しました。
内田麟太郎さんの人情味あふれる、そして哀愁も漂うストーリーと
西村繁男さんの親しみやすく風流な絵が
子どもたちの心をぐっとつかんだ様子でした。
「おでんさむらい」はシリーズ絵本で他にも3冊あるのですが、
かさおばけの登場するこの「こぶまきのまき」が
わたしは一番気に入っています。
また、絵のなかに登場する
「けとく」「御桐油」ってなんのお店だろう?と思い、
調べてみたところ、「けとく」は「解毒」つまり薬屋さん
「御桐油」は「おとうゆ」番傘などに使う油屋さんでした。
さりげなく物語とつながっていることがわかり
ますます惹かれた次第でございます。(ゆきぽんずさん 30代・愛知県 女の子8歳、男の子4歳)
【情報提供・絵本ナビ】