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[BOOKデータベースより]
本書の課題と試み
[日販商品データベースより]第１部 貴族院の成立と非政党・是々非々主義（山県閥再考―山県系・官僚系・幸倶楽部の比較と検討；貴族院の成立と非政党・是々非々主義の形成；貴族院における山県系の結集と貴族院糾合運動）
第２部 桂園時代の貴族院と幸・研与党体制の確立（明治四〇年代前半の貴族院と「桂園体制」；明治四三年における非官僚派の崩壊；第二次桂内閣と幸・研与党体制 ほか）
第３部 大正前期の貴族院と幸・研与党体制の崩壊（大正政変期における桂新党と貴族院；大正三年政変期における貴族院；第二次大隈内閣期における貴族院―減債基金還元問題を中心に ほか）
帝国議会における幸倶楽部の動向、政治理念、多数派形成活動などの分析を踏まえ、同派が主導する貴族院の解明をはかり、同院と内閣・政党との相互関係を明らかにする。近代日本の立憲政治の実像に迫る書。