- 残存するイメージ
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アビ・ヴァールブルクによる美術史と幽霊たちの時間
L’image survivante.人文書院
ジョルジュ・ディディ・ユベルマン 竹内孝宏 水野千依- 価格
- 10,780円(本体9,800円+税)
- 発行年月
- 2005年12月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784409100202
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価格:3,080円(本体2,800円+税)
【2015年10月発売】
[BOOKデータベースより]
狂気の淵からもたらされたヴァールブルクのイメージ=時間モデル、その未完の「文化科学」、「名前のない科学」、奇跡の歴史症候学の全貌を、たぐいまれなる博識と躍動感あふれる圧倒的な筆力をもって、思想史的布置のなかに鮮やかに描きだす刺激的大作。
1 幽霊としてのイメージ―形態の残存と時間の不純(芸術は死ぬ、芸術は再生する―歴史は再開する(ヴァザーリからヴィンケルマンへ);ヴァールブルク、われわれの幽霊;形態は残存する―歴史は開かれる ほか)
[日販商品データベースより]2 情念としてのイメージ―断層線と強度の定型表現(運動する時間の地震計;“時間線”―歴史家は深淵の縁を歩む;文化の悲劇―ニーチェとヴァールブルク ほか)
3 症状としてのイメージ―運動する化石と記憶のモンタージュ(症状という視点―フロイトに接近するヴァールブルク;“怪物の弁証法”、あるいはモデルとしての捻曲;イメージもまた過去の記憶に苦しむ ほか)
狂気の淵からもたらされたヴァールブルクのイメージ=時間モデル、その未完の「文化科学」「名前のない科学」、奇跡の歴史症候学の全貌を、思想史的布置の中に鮮やかに描き出す刺激的大作。