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[BOOKデータベースより]
ついにローマ帝国はキリスト教に呑み込まれる。四世紀末、ローマの針路を大きく変えたのは皇帝ではなく一人の司教であった。帝国衰亡を決定的にしたキリスト教の国教化、その真相に迫る。
第1部 皇帝コンスタンティウス(在位、紀元三三七年‐三六一年)(邪魔者は殺せ;帝国三分;一人退場 ほか)
[日販商品データベースより]第2部 皇帝ユリアヌス(在位、紀元三六一年‐三六三年)(古代のオリエント;ササン朝ペルシア;ユリアヌス、起つ ほか)
第3部 司教アンブロシウス(在位、紀元三七四年‐三九七年)(蛮族出身の皇帝;フン族登場;ハドリアノポリスでの大敗 ほか)
ついにローマ帝国はキリスト教に乗っ取られた。帝国繁栄の基礎だった「寛容の精神」は消え、キリスト教が国教化。それはいかにして実現したのか。激動の時代を新たな視点で描く。〈受賞情報〉新風賞(第41回)