- 萬葉集釋注 10(巻第19・巻第20)
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- 価格
- 1,362円(本体1,238円+税)
- 発行年月
- 2005年12月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784087610192
[BOOKデータベースより]
第二部の後半巻十九と巻二十とを収録。妻大伴坂上大嬢を越中に迎えた天平勝宝二年から、帰京後の同五年春までの巻十九は、歌人家持が自信をもって編み上げた一巻であった。とくに巻末の春愁の歌は著名。巻二十は、政情定まらぬ奈良時代末期を生きた官人家持の憂愁に彩られた歌巻。兵部少輔時に採録した防人歌を含む。天平宝字三年春の因幡国守家持の賀歌をもって『万葉集』二十巻は幕を閉じる。
万葉集 巻第十九(天平勝宝二年の三月の一日の暮に、春苑の桃李の花を眺矚めて作る歌二首;翻び翔る鴫を見て作る歌一首;三月の二日に、柳黛を攀ぢて京師を思ふ歌一首;堅香子草の花を攀ぢ折る歌一首;帰雁を見る歌二首 ほか)
万葉集 巻第二十(山村に幸行す時の歌二首(天平勝宝五年の五月、少主鈴山田史土麻呂伝誦);先太上天皇、口号びて曰ふ御歌一首舎人親王、詔に応へて和へ奉る歌一首;八月の十二日に、二三の大夫等、おのもおのも壷酒を提りて高円の野に登り、いささかに所心を述べて作る歌三首(左京少進大伴宿禰池主・左中弁中臣清麻呂朝臣・少納言大伴宿禰家持);天平勝宝六年の正月の四日に、氏族の人等、少納言大伴宿禰家持が宅に賀き集ひて宴飲する歌三首(左兵衛督大伴宿禰千室・民部少丞大伴宿禰村上・左京少進大伴宿禰池主);正月の七日に、天皇、太上天皇、皇大后、東の常宮の南の大殿に在して肆宴したまふ歌一首(播磨の国の守安宿王) ほか)
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