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20世紀初頭のドイツにおける男性同盟と同性愛
九州大学出版会 福元圭太
点
20世紀初頭のドイツにおいて「青年」たちは、来るべき時代の担い手として過度に賛美され、そこには一種の「青年神話」が形成された。トーマス・マンを始めとする多くの知識人は、タブラ・ラサとしての青年に自らの芸術的・政治的な夢を託した。それはまたファシストたちに関しても同様であった。「青年」においてこそ、この時代のドイツにおける「文学と政治」、そしてまた「エロス」のディスクルスが一身に交差していたのである。本書は、19世紀末からナチズムの台頭に至るまでのドイツで生成・発展していった「ドイツ青年運動」、並びに当時多くの読者を持った思想書や政治的テクスト、また文学テクストを分析の対象とし、「男性同盟と同性愛」を縦軸に、「文学と政治」を横軸に据え、従来の「エロスと文学」か「政治と文学」かという二者択一的な問題設定を横断する「エロスと政治と文学」の、特殊ドイツ的ありかたを明らかにする試みである。
第1部 「ドイツ青年運動」と文学(「ドイツ青年運動」―高貴と野蛮の縮図;研究史と問題点;文化批判;学童悲劇;ヴァンダーフォーゲルと文学;表現主義演劇と青年)第2部 トーマス・マンとハンス・ブリューアー(トーマス・マン―ホモエローティク―政治;ハンス・ブリューアーとその周辺;ホモセクシュアリティの理論 ほか)第3部 同性愛と政治のディスクルス(男性同盟とホモソーシャリティ;「女性的なるもの」の位相)むすびに代えて―「青年の国」ドイツ
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1位
又吉直樹
価格:1,320円(本体1,200円+税)
【2015年03月発売】
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[BOOKデータベースより]
20世紀初頭のドイツにおいて「青年」たちは、来るべき時代の担い手として過度に賛美され、そこには一種の「青年神話」が形成された。トーマス・マンを始めとする多くの知識人は、タブラ・ラサとしての青年に自らの芸術的・政治的な夢を託した。それはまたファシストたちに関しても同様であった。「青年」においてこそ、この時代のドイツにおける「文学と政治」、そしてまた「エロス」のディスクルスが一身に交差していたのである。本書は、19世紀末からナチズムの台頭に至るまでのドイツで生成・発展していった「ドイツ青年運動」、並びに当時多くの読者を持った思想書や政治的テクスト、また文学テクストを分析の対象とし、「男性同盟と同性愛」を縦軸に、「文学と政治」を横軸に据え、従来の「エロスと文学」か「政治と文学」かという二者択一的な問題設定を横断する「エロスと政治と文学」の、特殊ドイツ的ありかたを明らかにする試みである。
第1部 「ドイツ青年運動」と文学(「ドイツ青年運動」―高貴と野蛮の縮図;研究史と問題点;文化批判;学童悲劇;ヴァンダーフォーゲルと文学;表現主義演劇と青年)
第2部 トーマス・マンとハンス・ブリューアー(トーマス・マン―ホモエローティク―政治;ハンス・ブリューアーとその周辺;ホモセクシュアリティの理論 ほか)
第3部 同性愛と政治のディスクルス(男性同盟とホモソーシャリティ;「女性的なるもの」の位相)
むすびに代えて―「青年の国」ドイツ