- モノになる動物のからだ
-
骨・血・筋・臓器の利用史
- 価格
- 2,640円(本体2,400円+税)
- 発行年月
- 2005年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784826504089
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[BOOKデータベースより]
近代以前の日本では、家畜の利用は食用を目的とするものではなく、牛馬が死ぬと皮・骨・筋・脂などが取引された。近代以降、食肉産業が本格的に展開されるようになると、家畜への関心は高まったが、その中心は「肉」と「皮」であった。近年のBSE発生という不幸なできごとが問いかけているのは、単に「牛肉問題」ではない。人間が生命あるものを利用するために考えなければならないことは何か、これまで培ってきた動物体利用の技術と思想を共通の財産に、今後の進む道を見極めたい。
第1章 骨の利用について(骨細工;骨粉 ほか)
[日販商品データベースより]第2章 血液の利用について(血はどのように認識されたか;血はどのように使われたか ほか)
第3章 筋の利用について
第4章 臓器などの利用について(工業用;脳漿なめし ほか)
第5章 化製業試論―2001年9月、そして(近世の家畜利用と死牛馬処理;食用家畜飼養の本格化と家畜体の利用 ほか)
氷嚢、ティーカップ、砂糖の精製、醤油、石油関連火災の消火などと牛の関係は。資源としての動物に向けられた熱いまなざし・工夫が、私たちにもたらしたものを辿りながら、人間と動物の生命の価値・境界を探る。