- 日本流通マーケティング史
-
現代流通の史的諸相
- 価格
- 3,520円(本体3,200円+税)
- 発行年月
- 2005年11月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784502380709
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[BOOKデータベースより]
日本の流通システムにおいて、流通系列化・流通支配はいかに進んだのか。そこでのリベート支給など伝統的取引慣行はどう変化したのか、小売業の業態はいかに形成され変遷したのか、伝統的小売業であるよろず屋はなぜ霧散したのか、これらの背景にある商業観の検討など、日本型流通システムの特徴が明らかにされている。また、戦後の経済発展とともに、メーカーを中心としたマーケティングの展開は、企業の発展に不可欠な要因であったが、ういろうを事例としたブランド問題、ブーム的様相の顧客囲い込み(消費者組織化)問題、製販の関係性についてのリレーションシップ・マーケティングや、食の安全に関わる遺伝子組み換え食品の企業マーケティング問題など、多岐にわたる日本型マーケティングの特徴が解き明かされている。
第1章 小売業態の形成と変遷
[日販商品データベースより]第2章 よろず屋小売業態史考
第3章 伝統的取引慣行の動態
第4章 流通支配・再販の編成と変容
第5章 日本商業観の基底
第6章 日本型マーケティングの源流
第7章 ういろうブランド史考
第8章 顧客囲い込みプロモーション史考
第9章 リレーションシップ・マーケティング史考
第10章 GMOマーケティング史考
補章 草創期における日本流通学史考
歴史的な事実を体系的に整理し、多岐にわたる日本型の流通システムやマーケティングの特徴を明らかにする。経営科学文献賞を受賞した「日本マーケティング史」に続く労作。