- 項羽と劉邦 中巻 改版
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- 価格
- 935円(本体850円+税)
- 発行年月
- 2005年07月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101152325
[BOOKデータベースより]
叔父・項梁の戦死後、反乱軍の全権を握った項羽は、鉅鹿の戦いで章邯将軍の率いる秦の主力軍を破った。一方、別働隊の劉邦は、そのすきに先んじて関中に入り函谷関を閉ざしてしまう。これに激怒した項羽は、一気に関中になだれこみ、劉邦を鴻門に呼びつけて殺そうとするが…。勇猛無比で行く所敵なしの項羽。戦べただがその仁徳で将に恵まれた劉邦。いずれが天下を制するか。
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ユーザーレビュー (1件、平均スコア:3)
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井沢ファン
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劉邦の運の強さ
秦を滅亡させた後の項羽と劉邦の主導権争い。秦の首都である咸陽に劉邦が先に入り制圧したものの、項羽の軍事力の圧倒的強さで主導権を握られる。その後、主導権を取り返すが一瞬にして制圧され、劉邦が圧迫を受け続ける。その劉邦が最終的に覇権をとるに至るとは誰も想像できない内容になっている。しかし、その圧迫に耐えることができ最終的には制覇することができたのは天命なのだろう。人間、同じような能力を持ってしても、努力しても報われる場合と報われない場合の両方があるのも卑近な例として挙げられる。やはり生前からの因果応報ということを感じる。