美術カタログ論

記録・記憶・言説

三元社（文京区）
島本浣　

• 価格: 5,280円（本体4,800円＋税）
• 発行年月: 2005年07月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784883031603

内容情報

[BOOKデータベースより]

１７世紀の誕生期から２０世紀初頭までのフランスにおける美術カタログを探査しながら、美術の記録とその表象を解析する。

第１部　記録・記憶としてのカタログ（美術カタログ―定義；競売カタログ；展覧会カタログ―サロンを中心に；美術館カタログ―ルーヴルを中心として；カタログ・レゾネ（作品総目録）、画集）
第２部　言説としてのカタログ（空間の表象、表象の空間、インデックス的空間；愛好家という現象―十八世紀の新しい美術趣味とコレクション；カタログと美術史；カタログとタイトルの誕生；描写（ｄｅｓｃｒｉｐｔｉｏｎ）と図版）
エピローグ―大塚国際美術館にて

[日販商品データベースより]

１７世紀の誕生期から２０世紀初頭までのフランスにおける美術カタログを探査しながら、美術の記録とその表象を解析する。美術カタログの歴史と理論に初めて挑んだ野心的労作。