裁かれたキャンパスの神社

信州大学政教分離訴訟

あずさ書店 地方・小出版流通センター
藤原英夫（国際経済学）　

• 価格: 1,650円（本体1,500円＋税）
• 発行年月: 2005年03月
• 判型: Ａ５
• ISBN: 9784900354616

内容情報

[BOOKデータベースより]

信州大学医学部敷地に、京都伏見稲荷大社の分祠がある。元来は、松本歩兵連隊の守護神で、松本医学専門学校の移転にともない外部へ移転。しかし１９５６年、当時の学長らによって祭壇は元に戻された。翌年の遷座式には、学長ら５９人が参加。以後、毎月１５日の例祭が公認されてきた。松本出身の著者はこの神社の存在を知り、信教の自由・政教分離の人権損害に義憤を感じて…。

社会教育法と憲法政教分離原則の新しいケース―フィールドワークその一・神社公民館（問題の提起；社会教育の新事例；研究ノート　ほか）
教育基本法と憲法政教分離原則の新しいケース―フィールドワークその二・国立大学の神社（証拠写真国立信州大学本部の構内神社；問題提起；研究ノート―学校教育法一条校国立学校の事例　ほか）
国立大学の神社と憲法問題（信州大学の現状；正一位白翁稲荷大明神の経緯；憲法政教分離原則の検証　ほか）