無意識の植民地主義

日本人の米軍基地と沖縄人

御茶の水書房
野村浩也　

• 価格: 1,870円（本体1,700円＋税）
• 発行年月: 2005年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784275003744

内容情報

[BOOKデータベースより]

日本人に植民地主義との決別をうながすために、ポストコロニアル理論を活用し日本人という「権力に対して真実を語る（Ｅ・サイード）」。植民者と被植民者の共犯化の政治、劣等コンプレックス、沖縄病患者＝沖縄ストーカー、観光テロリズム、など数々のキーワードを駆使して、沖縄における日本人の圧倒的に危険な暴力的現実を暴露する。

序章　「悪魔の島」から聴こえる他者の声、そして、日本人
第１章　植民地主義は終わらない―日本人という植民者
第２章　文化の爆弾
第３章　共犯化の政治
第４章　日本人と無意識の植民地主義
第５章　愛という名の支配：「沖縄病」考
第６章　「希望」と観光テロリズム
終章　沖縄人は語りつづけてきた―二〇〇四年八月一三日、米軍ヘリ墜落事件から考える