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- 司馬遼太郎が考えたこと 6(1972.4〜1973.2)
-
エッセイ
新潮文庫 しー9ー48
- 価格
- 880円(本体800円+税)
- 発行年月
- 2005年05月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784101152486
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[BOOKデータベースより]
’72年7月、田中角栄が総理に就任。国中が列島改造ブームに沸くが、これは地価高騰とインフレを促進する結果となった。このころ司馬遼太郎は『花神』を刊行。’73年、『国盗り物語』がNHK大河ドラマになり、「国民作家」の名が定着する。この巻は連載完結の感慨を綴る「『坂の上の雲』を書き終えて」の他、戦争時代の体験から日本の奇妙さに思いを馳せる「戦車の壁の中で」など39篇を収録。
起訴状を読んで
戦車・この憂鬱な乗物
受賞の言葉(吉川英治文学賞)
既成の歴史を変形させる炸薬(『日本史の旅1 京都の謎』)
はしがき(『日本人と日本文化』)
竜馬雑話
戦車の壁の中で
人間のゆゆしさ
無題(広瀬正著『鏡の国のアリス』)
あとがき(『坂の上の雲 五』)〔ほか〕