おまるから始まる道具学

モノが語るヒトの歴史
平凡社新書　２６５

平凡社
村瀬春樹　

• 価格: 924円（本体840円＋税）
• 発行年月: 2005年03月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784582852653

内容情報

[BOOKデータベースより]

ＤＩＹショップや骨董市で、なんだか気になるモノがある。これは何に使うのだろうか？どんな工夫があるのだろう？道具を手に取り、面白がり、集め、連ね、調べてみると、人間の歴史と暮らしの実像が、自ずと浮かび上がってくる。ぐゎらん堂主人、ハウスハズバンド、「住宅探偵」として知られる著者の論考に、沖縄県立芸術大学の朝岡康二学長が特別寄稿。ヒトの歴史は道具をして語らしめよ！さあ、道具の世界へあなたもご一緒に。

１　不思議な学会
２　ヒトの歴史は道具をして語らしめよ
３　「入口」の器と「出口」の器
４　酒瓶転じて湯たんぽとなる？
５　ロック＆ロール道具学
６　日本人の足の裏には
７　日本文化のエッセンス＝厠下駄

[日販商品データベースより]

これは何に使い、どんな工夫があるのだろう。道具をじっくり眺めてみると、ヒトの新たな歴史と生活が浮かび上がる。おまる、湯たんぽ、便所の下駄などから文化の本質に迫る快著。