- サーカスの怪人
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- 価格
- 660円(本体600円+税)
- 発行年月
- 2005年02月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784591084267
[BOOKデータベースより]
はなやかな「グランド・サーカス」の公演中、とつぜんあがった恐ろしいひめい。見物客がいっせいにふりかえる。特別席の暗がりに、白く浮かびあがった骸骨のすがた!サーカス団長の笠原さん一家におそいかかる骸骨男のぶきみな影。だれも知らない大きな秘密が、明智探偵と少年探偵団の推理で明らかになる。
[日販商品データベースより]華やかな「グランド・サーカス」の公演中、突然あがった恐ろしい悲鳴。サーカス団長の笠原さん一家に襲い掛かる骸骨男の不気味な影。誰も知らない大きな秘密が、明智探偵と少年探偵団の推理で明らかになる。
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※「少年クラブ」(雑誌)に昭和32年(1957年)1月号ー12月号まで掲載
サーカス団、団長の笠原氏一家に襲い掛かる骸骨男の不気味な復讐劇。少年探偵団と名探偵・明智小五郎が神出鬼没の怪人を追いかける。
装丁・挿絵:藤田新策
【感想】
娯楽が少なかった時代、時々やってくるサーカス団に、人々が熱狂していた様子が、生き生きと描かれている。生でサーカスを見た経験があれば、臨場感満載。私は子どもの時に、サーカスを見に行ったので、その時の不思議な感じや、ドキドキハラハラや、移動しながら生計を立てている人たちの独特の雰囲気を思い出した。子ども向けに書かれたミステリーだが、大人も十分楽しめると思う。
アナログな仕掛けが、ややコント風にも思える。残酷な描写はないが、執念深い犯人の心理が怖い。秋の夜長に、ぜひ。(渡”邉恵’里’さん 30代・東京都 )
【情報提供・絵本ナビ】