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- こねこのチョコレート
-
Chocolate kittens.
- 価格
- 1,210円(本体1,100円+税)
- 発行年月
- 2004年11月
- 判型
- B5
- ISBN
- 9784772101745
[BOOKデータベースより]
ジェニーは、4歳の女の子。明日は、弟の誕生日です。ジェニーは、プレゼントに「こねこのチョコレート」を買いますが、その晩、おいしそうなチョコレートのことばかり考えて、眠れなくなってしまいます。長い間お話会で語られ、子どもたちに愛されてきたお話が、初めて絵本になりました。子どもたちの共感を呼ぶ、心あたたまる物語。
[日販商品データベースより]ジェニーは4歳の女の子。弟の誕生日プレゼントに、チョコレートを買った。ところがその晩、チョコレートが気になって眠れなくなってしまい…。子どもたちに愛されてきた心温まる物語が、初めて絵本になって登場。
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ジェニーは4才の女の子。明日は3才になる弟クリストファーの誕生日です。プレゼントを買いに、おかあさんとお買い物に行ったジェニーは、自分のおこずかいひゃくえんで素敵な箱に入ったこねこのチョコレートを買います。プレゼントを自分の部屋のタンスに隠すジェニー。ところが夜ベットに入っても寝付けないジェニー。タンスの中のチョコレートが気になって仕方ないのです。「ひとつなくなってもクリストファーは気がつかないわ。」口に入れてみると……なんて甘くておいしいのでしょう!ベットに戻っても頭にこねこのチョコレートが浮かんできます。もうひとつ、もうひとつと食べているうちに……。どうする、ジェニー?ひとつ食べる事に葛藤し、結局食べ過ぎて気持ち悪くなってしまい、次の日は落ち込むジェシー。とても子どもらしい失敗。だけど、読んでいても他人事とは思えませんよね。絵本では、家族がそんなジェニーを温かい愛情で包み込み、ほっと幸せな気持ちで読み終わることができます。「わかる、わかる!」そんな言葉を発しながら、チョコレートが大好きな子ども達、そしてチョコレートに目がない大人達も、一緒になって手に汗握りながら楽しんでくださいね。
(絵本ナビ編集長 磯崎園子)
ジェニーは弟思いのしっかりしたお姉さん。
お母さんが弟の誕生日プレゼントのおもちゃを買うときも、私も!なんて駄々をこねたりせず、
自分のお小遣いで弟にチョコを買ってあげるなんて、優しいなぁ。
○○ばっかりずるい!ばかり言う我が家の兄弟に見習ってほしい、と思っていたけれど、
ジェニーだって、やっぱりまだ4歳の女の子でした。
チョコレートがどうしても食べたくて眠れなくなり・・・。
ジェニーの葛藤や後悔で泣きたくなるような気持ちの描写が丁寧であまりにリアル。
遠足のチョコを我慢できずに夜こっそり食べ、当日飴だけだった遠い日の記憶が蘇り、
冷や汗をかきながら読みました。
ジェニー、しょうがないよ。だって、チョコレートって美味しすぎるんだもの。
ジェニーの家族が素敵です。
失敗を責めるのではなく、落ち込んでいるジェニーの気持ちをちゃんと寄り添っていて、暖かい気持ちになります。
まさかのハッピーエンドで子ども達もニコニコでした。
(読み返すとちゃんと伏線があるんですよ)
前半が少し長く感じましたが、
途中からハラハラさせられ通しでした。
年中さんから小学校低学年位のお子さんにおすすめです。(ランタナさん 30代・埼玉県 男の子8歳、男の子5歳)
【情報提供・絵本ナビ】