すらすら読める蘭学事始

講談社
酒井シヅ　

• 価格: 1,760円（本体1,600円＋税）
• 発行年月: 2004年11月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784062123853

内容情報

[BOOKデータベースより]

『ターヘル・アナトミア』翻訳への情熱とその苦闘。総ルビつき原文、著者オリジナル現代語訳つき。

今時、世間に蘭学といふ事―蘭学の始まり
其頃西流といふ外科の一家―西流外科
又栗崎流といへるは―栗崎流外科
桂川家の御事は―桂川流、カスパル流、吉雄流の諸外科
国初より前後、西洋の事―オランダ語と通詞
これによりて文学を習ひ覚る事―江戸でのオランダ語学び始め
扨、翁が友豊前中津侯―奇人前野良沢
然れども其頃は―後藤梨春の『紅毛談』
又其のち山形侯の医師―オランダ語文字のこと
翁、かねて良沢は―西善三郎とオランダ語学習のこと〔ほか〕

[日販商品データベースより]

杉田玄白８３歳の回想録。オランダの解剖書『ターヘル＝アナトミア』翻訳の苦心談や、西洋文明が日本に入ってきた時の人間模様などを綴った名文を、総ルビ付きの大きな文字の原文と口語訳・解説で読み解く。