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[BOOKデータベースより]
二つの話を接合して成り立つ「かちかち山」は、戦前においてはうさぎが人間に代わって仇討ちを果たした話としてもてはやされました。戦後においてはそこを強調しなくなり、代わりに土の舟に乗ったたぬきの在り方に目がいくようになりました。その最後の画面の推移に昔話絵本のもたらす功罪を考えさせるものがあります。
序章 日本の昔話絵本の考察にあたって(動物を描く日本の絵画の伝統;「かちかち山」絵本の考察にあたって)
[日販商品データベースより]第1章 江戸期(『むぢなの敵討』;『兎大手柄』)
第2章 明治期から昭和の終戦まで(『かちかち山』(日本昔噺);『カチカチヤマ』(日本一ノ画噺);『かちかち山』(講談社の絵本))
第3章 戦後期(『かちかちやま』(むかしむかし絵本12);『かちかちやま』(日本のむかし話);『かちかちやま』(おざわとしお再話))
「かちかち山」の江戸・明治・大正・昭和の戦前期における視覚化はどのようであったのか、次いで戦後期の現代の絵本の表現について解説。日本の絵本に内在する様々な点について考える。