図説・現代哲学で考える〈心・コンピュータ・脳〉

京大人気講義シリーズ　

丸善出版
宮原勇　

• 価格: 1,980円（本体1,800円＋税）
• 発行年月: 2004年09月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784621074695

内容情報

[BOOKデータベースより]

京大での講義「哲学基礎論」の際に黒板に書かれた解説図をすべて再現。現代哲学の基本的考え方をわかりやすく、しかも水準を落とすことなく「図説」する。今回の〈心・コンピュータ・脳〉編では、とくに理科系寄りのテーマ、つまり人間の意識や心はコンピュータ・サイエンスによって解明できるか、という問題を主題として取り扱う。「心の理解」に関わる問題は、現代哲学において、いま一番ホットな研究テーマである。工夫を凝らした解説図を「地図」がわりにした、思索の旅のガイドブックの第二弾。

心や意識を消去すること
心の科学とことば
心と脳は同一だろうか
考えてみよう「カブトムシの箱」
「三世界論」と相互作用説
因果的必然性と人間の自由
進化論と認識能力の発生
チンパンジーやオウムは人間とどこが違うのか
心はコンピュータによってシミュレーションされるだろうか
機能主義とは何か
解釈主義
「中国語の部屋」の議論
「ハード・プロブレム」に取り組め
「クオリアの三法則」

[日販商品データベースより]

京大での講義「哲学基礎論」の際に黒板に書かれた解説図を全て再現。現代哲学の基本的な考え方を、水準を落とすことなく「図説」によって平易に解説。解説図を地図がわりにした、思索の旅のガイドブック第２弾。