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[BOOKデータベースより]
本書で鑑賞の対象とされた陸放翁(一一二五‐一二一〇)は、名を游といい、放翁はその号、中国南宋時代の詩人である。放翁在世の当時、中国は領土の北半を異民族の国家金によって占領されていた。放翁は祖国の失地恢復を一生涯うたいつづけた愛国詩人として知られる。また一方、不遇な政治生活の果てに、晩年には農村での隠遁生活を強いられ、田園生活の諸相を微細に日記風に、そして大らかに牧歌風にうたった詩人としても、評価は高い。河上肇は出獄(一九三七年、五八歳)の後、これまた強いられた隠遁生活のなかで、陸放翁の作品に出会い、傾倒する。一万首に近い作品を収める詩集を読破しただけでなく、それらのなかから約五百首を選んで評釈を加えた。それが本書である。
放翁鑑賞その一―六十歳前後の放翁
[日販商品データベースより]放翁鑑賞その二―六十後半 六十四歳より七十歳に達するまでの放翁
放翁鑑賞その三―古稀の放翁
放翁鑑賞その四―八十四歳の放翁
放翁鑑賞その五―陸放翁詞二十首、陸放翁詞二十首続篇
放翁鑑賞その六―放翁絶句十三首和訳(つけたり、雑詩七首)
放翁鑑賞その七―放翁詩話三十章
「自叙伝」とともに晩年の河上肇が精魂を込めた陸游の詩の注釈。河上の死後、寿岳文章・吉川幸次郎の校閲を経て昭和24年に刊行され、後の河上肇全集で一海知義氏が改めて校訂し補注を付した。本書は後者に拠る。