- 源平合戦・戦場の教訓
-
勝者と敗者、何が明暗を分けたのか
PHP文庫 つ5ー11
- 価格
- 503円(本体457円+税)
- 発行年月
- 2004年09月
- 判型
- 文庫
- ISBN
- 9784569662664
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[BOOKデータベースより]
『平家物語』などの軍記物により後世に伝わった源平合戦は、ともすれば紋切り型の合戦譚と考えられがちだ。だが、本当に平氏に勝ち目はなかったのか、また両者の明暗を分けたものは何かと検討していくと、新たな解釈や教訓を導き出すことができる。世界の戦史に詳しい著者ならではの視点で、23の合戦を選び、戦いの経過とその戦場における教訓をわかりやすく解説した好著。
第1章 平氏の支配確立(保元の乱―夜襲案を退けた上皇方の根本的ミス;平治の乱―平清盛の優れた判断能力が勝因)
第2章 源頼朝の挙兵(宇治の戦い―決起してからの手順があまりにお粗末;頼朝挙兵―「勝ち易き」を叩いた平凡な勝利 ほか)
第3章 木曽義仲の挙兵(市原の戦い―情報戦と優れた幕僚の大切さ;金砂城の戦い―勢いに乗った戦略の勝利 ほか)
第4章 源義経の戦歴(宇治川の戦い―六〇倍の敵を迎えた勇将の悲劇;三草山の夜襲―奇跡的な成功を許した平氏側のお粗末 ほか)
第5章 頼朝の天下確立(衣川の戦い―「中世のスターリン」頼朝の冷徹な戦略;奥州征伐―軍事的才覚より政治的才覚が天下を制す)