この商品をご覧のお客様は、こんな商品もチェックしています。
- 詳解全訳 論語と算盤
-
価格:2,200円(本体2,000円+税)
【2024年06月発売】
- 小さき引揚げ者の思想の格闘史
-
価格:2,530円(本体2,300円+税)
【2024年12月発売】
- 日本精神史
-
価格:1,980円(本体1,800円+税)
【2017年02月発売】
- 論語と算盤
-
価格:836円(本体760円+税)
【2008年10月発売】
- 理系のための中国古典名言集
-
価格:1,760円(本体1,600円+税)
【2016年04月発売】
[BOOKデータベースより]
近代的「知」の呪縛を超えて。日本近代という嵐に抗して、農にかかわる思想は、いかなる姿で登場し、いかなる結末を遂げたのか。いまや完全にそれは死滅してしまったのか。それとも、錆付いてはいるが、土中に潜む地雷のごとく、爆発の機を狙っていることはないのか。
第1章 小林杜人と転向
[日販商品データベースより]第2章 横田英夫試論
第3章 島木健作における「美意識」
第4章 岩佐作太郎の思想
第5章 保田与重郎の「農」の思想
第6章 河上肇と「無我苑」
第7章 近代日本における「修養」
第8章 農業教育に生涯ささげた山崎延吉
「農本」の思想には「反動思想」の烙印がつきまとう。だが、近代的「知」こそ人間の心の深層に宿る悪や闇、非合理なものへの理解を妨げ、それがファシズム体制を呼び込んだのだ。農本思想の多元性と可能性を問う内在的批評の試み。