[BOOKデータベースより]
あなたは知っていますか?悪魔の部隊と呼ばれた細菌戦部隊「七三一」のこと、生きたまま切り刻まれた中国人「マルタ」のことを…。
第1章 七三一部隊少年隊員となって―悪魔の手先の日々(悪行への門出―十五歳で少年隊を志願;少年隊(悪魔の手先)の日々;生きながら切り刻まれる中国人「マルタ」;同郷の少年隊員も生体実験の犠牲に)
第2章 証言者として生きる(敗戦―戦犯となる;認罪―撫順戦犯管理所で考えたこと;証言者として生きる;二十世紀の少年から二十一世紀の少年へ)
悪魔の部隊と呼ばれた細菌戦部隊、731部隊元少年兵として証言を続ける篠塚良雄氏。生きたまま切り刻まれた中国人「マルタ」の話など、自らの体験に基づき戦争を告発し、若い世代に向けて平和の尊さを訴える。
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価格:6,930円(本体6,300円+税)
【2019年10月発売】
衝撃的な本です。日本が戦争において、どんなことを行ったのか、事実を知ることはとても大切なことです。
しかし、戦争を知らない世代として育った私には、オウム真理教や、連合赤軍において、若者が陥った地獄の方が先に思い起こされてしまって、とても苦しいのです。
「生体実験」という常軌を逸した非人道が、肯定された社会があったのです。
今ならば当然裁かれなければならない人間が、その事実を自分の心に押し込めました。
当事者として証言するに至った事には、懺悔があります。
ただ、あまりにも生々しくて、読んではほしいけれど、私から薦めるのは躊躇される本でした。(ヒラP21さん 60代・千葉県 )
【情報提供・絵本ナビ】