- マルクスと哲学
-
方法としてのマルクス再読
大阪経済大学研究叢書 第46冊
- 価格
- 4,950円(本体4,500円+税)
- 発行年月
- 2004年06月
- 判型
- A5
- ISBN
- 9784787704009
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[BOOKデータベースより]
21世紀の現実に対する思想の通路をラディカルに再敷設するために―。哲学に対するマルクスの関係を系統立てて読み解くなかで、「マルクス主義哲学」の鎧を取り除き、彼の思想が持つ現代的意味と未来へとつなぐ途を考察する。
第1章 哲学・哲学に対するマルクスの関係―四つの基本モデル
第2章 意識・マルクス意識論の端初規定
第3章 構想力・解放論的構想力と実在的可能性
第4章 唯物論・「哲学の“外への”転回」の途上で―前―唯物論期マルクスの唯物論理解
第5章 移行1・唯物論へのマルクスの移行
第6章 移行2・パリ期マルクスと仏英の唯物論的共産主義
第7章 批判・マルクスと「批判的唯物論的社会主義」
第8章 物件化・唯物論批判の論理と「物件化」
第9章 国家・マルクス国家論の端初規定
補論1 エンゲルス・エンゲルスによる「哲学の根本問題」導入の経緯―シュタルケとエンゲルスの『フォイエルバッハ論』
補論2 国家哲学・東ドイツ哲学の歴史的検証