- 時の町の伝説
-
A tale of time city.
- 価格
- 1,870円(本体1,700円+税)
- 発行年月
- 2004年06月
- 判型
- B6
- ISBN
- 9784198618766
[BOOKデータベースより]
一九三九年の疎開列車に乗っていた十一歳のヴィヴィアンは、田舎の駅に着いたとたんに、不思議な少年にさらわれてしまった…それも、歴史の流れから切り離されて存在する別世界『時の町』へ!『時の町』の破滅を招くという伝説の女性、『時の奥方』とまちがわれたらしい。だが、ヴィヴィアンをさらったジョナサンと仲間のサムは、いくら別人だと言っても信じてくれない。本物の『時の奥方』をつかまえるため、『時の門』をくぐって二人と一緒に二十世紀へ戻ったヴィヴィアンは、さらなる大事件に巻きこまれてしまう。そして、伝説にうたわれた『時の町の終わり』が刻一刻と近づき、町を救う鍵までも三人が握ることになって…?いろいろな年代の建物がならび、奇妙な食べ物や家具、『幽霊』やアンドロイドまでが存在する不思議な世界『時の町』と、歴史上のさまざまな時代とを行き来しながらはなばなしく展開する、ファンタジー界の巨匠ダイアナ・ウィン・ジョーンズによるタイムトラベル・ファンタジー。小学校中・高学年。
[日販商品データベースより]1939年の疎開列車に乗っていた11歳のヴィヴィアンは、田舎の駅に着いた途端に、不思議な少年に誘拐されてしまった。時を超えて存在する別世界「時の町」へ…。奇想天外なタイムトラベル・ファンタジー。
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翻訳出版と同時に読んだ懐かしい本を読み返してみました。
ここは20番世紀、第2次世界大戦中、1939年ロンドンからの学童疎開の列車が田舎に向かってゆきます。
田舎の駅に着くと同時に、まちがいで「時のまち」に連れてゆかれてしまう11歳のヴィヴィアン。
そして、奇妙な世界での冒険が始まります。
不安定期の20番世紀の歴史の中から突然来てしまった時のまち。
便利な装置がいっぱいです。
何度も出てくる、素晴らしい味のバターパイ食べてみたい、病みつきになりそう。
はじめは、ヴィヴィアンと同じく、事の成り行きがよくわからないのですが、
時の奥方を探すあたりから、面白くなってきます。
複雑で、SFのような雰囲気になっていると思いますが、
ダイアナさんが作った迷路のような謎を考えながら、読み進むのはドキドキで楽しいです。
伝説のフェイバージョンとは?時の奥方とは?
フェイバー・ジョンが4つの年代に隠したと言う金属の箱、極は特別な守り手にゆだねられているのですが。
アンドロイドのエリオが、脇役かと思っていたら、そうでもなくて、かなり魅力的な存在です。一番好きかも。(capellaさん 60代・大阪府 )
【情報提供・絵本ナビ】