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[BOOKデータベースより]
男女の恋愛を描き出したヴァトーの絵画には、じつはひそかに、彼の時代に支配的であった国王の宮廷や貴族階級の文化と対立する、市民階級の文化モデルが呈示されているという事実が、本書において明らかにされる。ヴァトーの絵画世界では、市民的な愛の理想が強調されているのである。しかし、その理想は、当時のフランスの市民階級がおかれていた状況に呼応して、宮廷や貴族文化の諸規範とも複雑に結びついていたのであった。
第1章 ヴァトーの初期構想作品
[日販商品データベースより]第2章 フランクフルト作品
第3章 パリ作品
第4章 ヴァトーの人物表現
第5章 ベルリン作品
第6章 奔放な愛から雅やかな愛へ
第7章 反抗する摂政時代の文化
第8章 理性的な愛、あるいは自然対雅やかさ
付録 摂政時代について
愛の島シテール島への巡礼の旅は、ヴァトーの作品における中心的なモティーフのひとつ。本書では、彼の代表作品「シテール島への船出」に対して新たな解釈の光を投げかけ、斬新かつ明快な結論を引き出した論考。