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[BOOKデータベースより]
多様な生態環境のもと、豊かな交易商品を産する東南アジアは、早くから東西交流の結節点として栄え、一五‐一七世紀には「交易の時代」と呼ばれる未曽有の活況を迎えた。アジアからヨーロッパに至るさまざまな地域の人・もの・文化を引きつけたこの世界では、多様な集団を媒介する独特な権力として、いくつもの港市国家が生まれ、光芒を繰り返した。それらの港市権力は、いかなる世界観によって地域秩序を構築したのか。また近代植民地体制は、港市を中心とする地域社会をいかに変容させたのか。媒介的権力という視点から東南アジア史を描きだす。
序章 広域秩序圏と地元世界
[日販商品データベースより]第1章 開かれた港市―広域秩序圏の形成媒体
第2章 「異界」の展開
第3章 内陸民の世界観
第4章 海域マレー世界の形成
第5章 一九世紀における港市・後背地関係の変容
第6章 植民地体制下の港市と現地人インフォーマント
終章 交錯する関係性―介在者と権力
東南アジア世界では、多様な集団を媒介する独特な統治体制として、港市国家が形成された。港市権力は、いかなる世界観によって地域秩序を構築したのか。媒介的権力という新たな視点から、東南アジア史を描き出す。