烈日の海戦 ２

聯合艦隊比島大戦記
Ｊｏｙ　ｎｏｖｅｌｓ　ｓｉｍｕｌａｔｉｏｎ　

有楽出版社 実業之日本社
高貫布士　

• 価格: 933円（本体848円＋税）
• 発行年月: 2004年04月
• 判型: 新書
• ISBN: 9784408602684

内容情報

[BOOKデータベースより]

「宜しい、旧型艦揃いの第２戦隊だが、磨き上げた腕前を、存分に見せようではないか。艦長、最大戦速で突っ込むぞ」伊勢を先頭に、日向、扶桑、山城と続く第２戦隊の各艦は、後方に第１戦隊を従えて、米太平洋艦隊に急接近していく。その直後であった。艦橋上部の観測所より、報告があった。「敵艦隊が発砲しました」「思ったよりも遠方から発砲したな」敵の先頭艦が発砲した砲弾は、伊勢の遙か手前の海面に着弾して、幾本もの水柱を次々と上げた。「ほう、これが電探射撃と称する奴か、まだ精度は粗いが、狙いは悪くない」司令塔の中で外の状況を見ていた高須は、ニヤリと笑った。

[日販商品データベースより]

米太平洋艦隊と聯合艦隊はリンガエン湾沖で激突、激しい砲撃戦が始まった。聯合艦隊必殺の秘密兵器９１式徹甲弾により傷ついた太平洋艦隊に、さらに水雷戦隊が世界に誇る同時魚雷攻撃をかける。