歌舞伎リアルタイム

同時代の演劇批評

森話社
大矢芳弘　

• 価格: 3,520円（本体3,200円＋税）
• 発行年月: 2004年04月
• 判型: Ｂ６
• ISBN: 9784916087423

内容情報

[BOOKデータベースより]

時代とともに駆け抜け、そして跡形もなく消えてゆく演劇―。当代の役者に対する深い愛情に裏づけられ、歌舞伎を中心とする同時代の演劇を見つめて、その一度限りの魅力と感動を記録した劇評集。昭和五十九年から平成十五年までの歌舞伎の記録。

第１部　昭和五十九年から平成五年まで（梅幸の役づくり―『新版歌祭文』「野崎村」；「恋」と「忠義」―『摂州合邦辻』；源太と弁慶かくありなん―『ひらかな盛衰記』『源太勘当』・『勧進帳』　ほか）
第２部　平成六年から平成十年まで（俊寛とお光の自己犠牲―『平家女護島』「俊寛」・『新版歌祭文』「野崎村」；江戸時代の芝居小屋―『花上野誉碑』「志渡寺」；髪結という稼業―『梅雨小袖昔八丈』「髪結新三」　ほか）
第３部　平成十一年から平成十五年まで（二十一世紀への道標―木下順二＝作『子午線の祀り』；清心から清吉への転生―『小袖会我薊色縫』；福助の「琴弾き」―『生写朝顔話』「朝顔日記」　ほか）

[日販商品データベースより]

時代とともに駆け抜け、そして跡形もなく消えてゆく演劇…。当代の役者に対する深い愛情に裏づけられ、歌舞伎を中心とする同時代の演劇を見つめて、その一度限りの魅力と感動を記録した劇評集。